日々刻々と変わる「日経平均株価」は誰がどうやって決めてるのか知っていますか?投資初心者には、なかなかわかりません(・・;)

実は、答えは意外に簡単で、㈱日本経済新聞社が平均計算をして公開しているのが日経平均株価なのです。

経済の話は難しいから、日経平均株価ももっと複雑な指数から割り出すのかと思っていました。

私は、これを知ってホッとすると同時に、日経平均をはじめ、東証とか一部上場といったよく聞く用語を明確に理解していないことに気づいたので、まとめてみることにしました。

この記事では、みんなが知ってる経済用語「日経平均株価」「東証」「一部上場」を初心者の立場から紐解きます。

この記事を読めば、今まで以上に経済ニュースが読みやすくなり、投資に役立ちますよ。

難しそうな言葉に惑わされないでいきましょう!

日経平均と東証と一部上場の関係

今回のテーマ「日経平均株価」は誰がどうやって決めてるのか、答えは
「日本経済新聞社が平均値を出して決めている」
少し詳しく言うと、「日経平均株価とは、日本経済新聞社が東証一部上場企業から選んだ会社225社の平均株価のこと」

  • 東証」とは、正式には株式会社東京証券取引所。金融商品を取引する、非上場の株式会社です。
  • 一部上場」とは、東京証券取引所の第一部市場に株式を公開すること。証券取引所で株式の売買ができるようになります。東証に上場している企業の数は2,160社(2019年末時点)です。
  • 日経平均株価」は日本株の動きを示す指標の1つです。日経平均株価の計算上用いられるのは、東証一部上場の銘柄の中で日本を代表する銘柄として日経新聞社が選んだ225銘柄です。この225銘柄の株価を足し合わせて225で割れば日経平均株価が算出されます。(実際のところ現在は、株式分割などの事情で、分母や分子を調整しての算出になります)

感想

日本の株価の動きを示すほどの日経平均株価が、一つの新聞社が選んだ企業から算出されることを知って少し驚きました。
とは言え、厳しい条件をクリアして東証一部に上場できるのは、国内企業全体の0.1%以下と言われています。その中のさらに厳選225社なのですから、これら企業の株価平均が日本の株価動向を代表していることは確かです。
株が面白くなってきました。