冬は火災が多い季節。
防止対策はどの家でも行っていると思いますが、いつも使っている家電を、今一度チェックしてみませんか? 

先日、使用中の電気パネルヒーターが焦げているのを発見!ショックでした。
そこで、改めて家電製品との付き合い方について考えました。

電気パネルヒーター焦げる

ある日、夫が「なんか焦げ臭くない?」と言い出し、部屋の中や外を探索しました。
そして「これだ」と見つけたのが、夫本人が使っていた電気パネルヒーターでした。
3つ折りになっていて足元を温める、デスクワークには持って来いのヒーターです。
その一部分に焦げたような小さな穴が2か所あり、よく見ると煙が出ていました。
すぐにコンセントを抜き、大事には至りませんでした。
落ち着いてから、焦げた部分の布をカットして中を見ると、暖める電気コイルが焦げていて周辺に広がりつつありました。
家電の事故ってこうやって起きるのだと実感しました。

家電事故を防ぐ方法

  • 気になることは放っておかない。
    経年劣化とは、時間経過による品質の低下や消耗、劣化のこと。
    今回の電気パネルヒーターは3年前に購入したもので、それほど経っているとは思いませんが、日頃の何気ないチェックは必要です。
    夫も、最近パネルと布に隙間ができてパカパカするのが気になり、劣化を心配して新しい物を購入した矢先でした。
  • たまに注意書きを見る。
    掃除のついでとか思い出した時でいいので、家電に貼ってある説明を見てみる。製造年が書いてあります。
    扇風機、換気扇、エアコン、洗濯機、ブラウン管テレビの5品目は、経年劣化による事故が多いため、注意喚起の表示が義務付けられているそうです。そこには「設計上の標準使用期間」も明記してあります。
例えばこの扇風機
  • 5品目以外の家電については、使用頻度や劣化状態を見て自分で判断することになります。
  • 使用開始を目につくところに書く。
    我が家では、使い始めた日にちを製品の隅っこにマジックで書いておきます。
    隅と言っても目のつきやすい場所に書いておけば、日頃から目に入りますよ。

まとめ

  • 電気ヒーターは、直接火が出ないので安全なイメージですが、思い込みは危険です。お手入れやチェックは忘れずに。マメに消すことも大事です。
  • この前買ったばかり、と思っていた家電。しかし、意外に時は経っているかも知れません。繰り返しになりますが、たまにチェックしましょう。
  • 標準使用期間(普通に使用した場合の使用期間)と経年劣化の両方を考慮することをお勧めします。