健康診断で知った骨密度

「骨はね~あんまり丈夫じゃないかも。」

と、軽く構えていた私でした。

10代は拒食症で食べない時があったし

20代は無茶な生活ぶりだったし

若い頃の栄養状態を考えると

丈夫な骨だとは言えないけど、まあ普通だろうと。

そもそも骨についてそれほど考えていませんでした。

そんな中、健康診断のオプションに骨密度検査があるのを見て

少しの負担金で簡単にできそうなので

気軽に申し込みました。

検査は予想通り簡単に終わり

結果もその場で出ます。

渡された結果を見て「ん?」

もう一度見て「え?」

”医療機関を受診してください”と書いてありました。

20代の骨量を100として、70%以下の人は骨粗しょう症

になるそうで、私は67%でした。

骨粗しょう症…

まだまだ先の、年配の方の話と思っていたことが

一気に目の前に。

というか、私もその中にいたという

50代後半の現実を突きつけれました。

数字は正直です。

病院受診

家に帰った私は、たまたま居た夫にその話をしました。

「という訳で、そのうち病院に行かなくちゃ」

と言うと

せっかちな夫に「今でしょ」と言われ、

なるほど~納得。

午後は病院へ行くことにしました。

何科に行くのかわからなかったので

ネットで市内、骨粗しょう症を検索し、

以前行ったことのある近所の整形外科に決めました。

整形外科では尿検査を受け、薬が処方されました。

薬は、エルデカルシトールというビタミンDの薬です。

1週間くらいで検査結果が出るので

また行くことになりました。

なんと薬で副作用

1週間後の尿検査の結果では、

尿と一緒に出ていく骨(の成分量)が多いことがわかりました。

そこで、薬が1種類増えました。

ミノドロン酸という骨の量を増やす薬です。

月1回だけの服用です。

これを翌日服用すると副作用が。

私の場合、その日の午後に腰痛

翌日38.5度まで発熱、めまい、頭痛。

はじめはコロナかと思い、内科に問い合わせました。

(後日PCR検査は陰性)

熱は2日で治まりましたが

頭痛は1週間くらい続きました。つらかった!

整形外科に相談に行くと、副作用ですとのこと。

今後の治療方針

病院の先生とも相談して

今回副作用をもたらしたミノドロン酸錠はやめて、

ビタミンDのカルシトール錠は続け、

あとは食事をはじめ、生活を工夫していく

というやり方になりました。

骨密度はすぐには効果が確認できないため、

1年後にまた検査をする予定です。

今気づく骨粗しょう症のサイン

今になって思えば

少しずつ骨が弱くなっているサインはありました。

例えば

  • 数年前から爪がもろくなっていた。特に半年前からは、爪の表面が薄皮のようにむけることがあった。
  • 5~6年前から、家のトイレ掃除で、かがんだ体制から立ち上がる時、足首の骨がいつもピキッと音がしていたのが気になっていた。
  • ここ2~3年、夫によく「全体がちっちゃくなった」とか「首や腕が急にやせたけど大丈夫?」と言われていた。

このようなことが気になりながらも

そのままやり過ごしていました。

一度スカスカに脆くなった骨が以前のように戻ることは

難しいと言われています。

現状維持がせいぜい。

けれど、現状を把握して、「OK、これから」 と思ってできるこを全力でする決心をしました。

私のようにビタミンD錠と食生活&運動で改善していくには

コツコツ骨骨、地道な努力が必要だと思います。

そこで考え出した、マル秘? 骨アイデアを紹介したいと思います。