つらい頸椎椎間板ヘルニア。薬や運動で努力を続けていても、即よくなるわけではなく、しんどい時があります。

私は、半年前に手のしびれで病院へ行き、頸椎椎間板ヘルニアと診断されました。そして病院で処方されたビタミン剤を飲みながら、バスタオル枕を手作りし、腕伸ばし体操を続けました。その甲斐あって、8週間で手のしれがなくなり、薬は終了。頭痛もなくなり、楽になったなーと思いきや、やはり(・・;)時々くすぶるんですね、凝りと頭痛が・・・

それもそのはず、ヘルニアの治療は、完治というより、痛みやしびれを軽減する対処をしながら改善させていくというものだからです。体調やいろいろな要因で、ぶり返すこともあります。また、症状は人それぞれなので、対処法も一様ではありません。

実は、ヘルニアの痛みの原因は、痛いその部分ではなく、別の場所にあることも多いそうです。その1つが肩甲骨です。

この記事では、「長引く頸椎椎間板ヘルニアを焦らず改善する」ことを目標に、家でできて、しかも私自身、効果を感じている方法を紹介します。今回は、肩甲骨に焦点を当てた、2つの方法です。

この記事を読むと、道具もお金も時間もそれほど必要ないことがわかります。

必要なのは、続けること!ですね。

肩甲骨の動きをよくする

肩甲骨体操

手のひらを正面にして腕を伸ばし肩を上げる、次に肩を下に落とす、この繰り返しと、肘を曲げて胸をはる体操です。

この方法を選んだ理由は、ある整体師さんのYou tubeを見て試したところ、とてもよい!と実感したからです。この整体師さんのYou tubeは以前からチェックしていましたが、私にはこの体操が一番ヒットしました。

その動画がこれ→https://www.youtube.com/watch?v=eQMYJMQoh-U

痛みの原因は肩甲骨かも、の説明

動画での話がわかりやすかったです。整体師さんの説明によると、肩甲骨の動きが悪くなると胸椎の動きが悪くなり、首の骨に負担がかかって痛くなるというのが痛みの仕組み。首の動きは頸椎だけでなく、その下の胸椎という骨と一緒に動いている。そして胸椎の動きと非常に関わっているのが肩甲骨なので、「肩甲骨の動きをよくする→胸椎の動きをよくなる→首の負担が減る」、これが痛みを改善する方法だというのです。肩、首、頭の凝りと痛みに長年悩まされた私は、この話を聞いて納得。頸椎椎間板ヘルニアの私の痛みは、肩甲骨と関係しているということにとても合点がいきました。

リストウェイト(手首の重り)で筋力アップ

私は毎朝、30~40分ウォーキングをしています。半年くらい前から片足0.9kgのアンクルウェイト(足首の重り)を着けて歩いていました。

最近は、足のウェイトは休みにして、片手0.5kgのウェイトを手首に着けています。歩きながら、時々手を水平に上げたり、意識的に動かしています。

ほとんど重みは感じません。足のウェイトを休んでいる理由は、いっぺんに負担がかかり過ぎないよう、念のためです。手首のウェイトに慣れたら、足首と手首両方着ける予定です。

この方法を選んだ理由は、肩と背中に筋肉をつけるため。肩甲骨や胸椎の動きをよくするためにも、周辺の筋肉を強化することが大事だからです。

あと、1日15回だけ腕立て伏せをしています。筋力のない私がやる「なんちゃって腕立て伏せ」ですが、続けることが大事。1年間5475回も腕立て伏せしているのですから。

まとめ

自分の症状と肩甲骨の関係がわかって、目からうろこです。肩甲骨体操やリストウェイトはまだ始めたばかりですが、効果がありそうな予感。ただ、すぐによくなるものではないので、これからも継続していこうと思います。

これまでの頸椎椎間板ヘルニア奮闘記もあります。こちら↓